情報の民主化

old ruins of columns of medieval temple

 けさは少しカラダが重く感じます。急な気圧の変化でしょう、この繊細なデブは生まれつき気圧の変化には敏感に出来ています。天気図を確認すると、まさに気圧の谷間にあって、やや密な間隔の等圧線からは強風が予想されます。日本海に陣取る低気圧ですから、雨は主に北陸上越方面でしょう。東京は曇り空で時折小雨がパラつく感じですが、風を考慮して店頭に商品を広げるのは止めました。

 さて商店街を下校で通る小学生たちの、相変わらずのマスク姿。あるいは某市議会でマスクを拒み続けていた議員が選挙に落ちた話。などなど実にやるせない状況が続いております。テレビの言うことが正しい、あるいはテレビでつくられた世論には同調するほかない、ということなのでしょう。武力と金と情報が、権力の3要素といわれていますが、まるっきり情報を中央集権的に丸め込む時代はもう終わりつつあると思うのですが、、、日本人がもっとも不得手な部分かも知れません。

 このたびのコロナ禍やウクライナに端を発した戦争は形を変えるにせよ、暫く終わらないと見通しています。いろいろと決着がつくのには5年や10年は掛かりそうです。しかしながらまったく光明が無い訳でもありません。ITという電化文明がこのまま継続発展するのであれば、やがてその世界にも民主化が訪れるでしょう。情報の民主化ということです。

 現在、SNSなどにその片鱗がありますが、権力に不都合な動画やツィートが削除されるなど、政治的に機微なところではまだまだです。マスク氏がTwitterを買収する件が話題になっているのも、その根底にある問題だからでしょう。要すれば、情報が一手に握られる一元管理ではなくて、分散管理に移行することが必要でしょう。それにはブロックチェーンやウェブスリーといったことになるのでしょう。

 世界がオンラインで繋がる時代です。例えばトランプ氏を支持した方々、あるいはル・ペン氏を支持した方々、そういうグローバル金融資本主義とは異なる自国の慣習に根差した生活感のある民意が、分散型で連携することが将来の世界の在り方のような気がしています。かならずしもトランプ氏やル・ペン氏が大統領である必要はありません。たぶん。。。

 ですから、やがて核戦争のハルマゲドンがやってくると云うような、、、悪い妄想をするのは止めて頂きたいと思うのでした。

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