緊急事態延長

 今日も通路を塞ぐ本に値付けをして整理を進めました。商店街はやや閑散としていて、来客も少なくて仕事が捗ります。やがて1通のDMが来たことをスマホが知らせて来ました。K書店さんからです。今回、参加を見合わせた御茶ノ水ソラシティ古本市ですが、最初に参加を表明した当ブログの過去記事が、Twitterでリツィートされているよとの知らせでした。

 K書店さんと同じく参加店の、某書店の店主かアルバイトさんか気を利かせたつもりだったのでしょう。特に訂正のリツィート返しはしていません。というのも、緊急事態宣言が延長される様なので、会場側の使用許可が降りない可能性も出てきて、そもそもの開催が危ぶまれてきたからです。ご来場を予定してくださっている方は、今後の情報にご注意くださいませ。

 政府はまたしても根拠のない2週間の延長を断行する様です。その一方で、関西など前倒しで先月末に解除しましたが、こちらはこちらで飲食店は散々なことになっています。例えば家飲みが定着したりして、居酒屋さんなどは、せっかく解除されてもすぐには客足が戻る気配はない様です。つまり売上は戻らないが、解除によって協力金も無くなるという、これからが正念場ということです。

 中小零細を淘汰して生産性を上げるべきだというアトキンソン氏が、あるいは竹中氏が政府のご意見番ですから、コロナ禍による倒産はむしろ歓迎されているのかも知れません。当ブログでも再三指摘しているように、焼畑政策の一環なのでしょう。

 世界は深刻な事態ですから分かりにくいのですが、例えば米国は死者50万人ということは第二次大戦、朝鮮戦争そしてベトナム戦争の死者を合わせた数を超えているので、ロックダウンも給付金バラマキも実害に即応しているのですが、日本ではその100分の1の被害状況について医療崩壊と言いくるめて過度な対策を取っているのは全く釣り合っていません。

 しかしながらここで何を言おうとも、社会は破壊され、厳しい方はより厳しくなりますので、逆に深刻に取らずにある意味プライドを捨てても生き残る手段を選択する時期なのでしょう。のらりくらりとしぶとく参りましょう。。。

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