デジタル人民元

 爽やかな良い天気になりましたが、そういう日に限って店は定休日、本部会館の方で仕事をして来ました。

 さて今日は、スマホの話です。米中対立のなかで、ファーウェイはスマホの製造を諦めると聞きました。そういえば過日、お客さんからライカレンズのファーウェイのスマホは画像が良いみたいなのでどう思うかと意見を聞かれた事があります。

 性能は良いかもしれませんが、アフターサービスなど今後何かあったら使えなくなると思うので、おすすめしませんと答えたと記憶しています。

 それが現実のものとなりつつあります。新規製造のための半導体など部品供給がなくなるわ、ならば部品を自国生産するにもその製造用機器やノウハウもないわ、もっと深刻なのはOSの更新が供給されなくなるため、現品もやがて使い物にならなくなるそうです。

 世界の覇権争いについては、軍事とともにエネルギーや通貨を握る事が肝です。今日まで米国に覇権があるのはその3つとも握っているからに他なりません。そこで中共は、人民元をデジタル化してドルに対抗しようとしているのでしょう。

 デジタル人民元を使って、アフリカなどの前々から手を入れている地域で一気に勢力を拡大することを狙っているのでしょう。スマホを使えば、銀行は要らないです。電力、通信、スマホのセットで通貨の覇権を握る事ができるでしょう。

 その意味で、米国がファーウェイを攻撃する事がとても重要なのだと理解できます。それは、実弾の飛ばない戦争が現実で起きていることを示しているとも言えるでしょう。

 我々はそこに付き合わされている事をもっと知るべきでしょう。

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