武士の情け

 昼過ぎから降り出した雨は降ったり止んだりで、現在は夜の10時半を回ったところですがまとまった雨になってきました。台風が接近していてもう今週末まではずっと天気が悪いようです。店頭の細かい商品が売り上げ全体に関わりますので、最悪です。通路を邪魔していた店内は少しづつ片付いてきましたので、ご覧いただければと思います。

 さて日本学術会議の件が、世間では終らない様です。任命を拒否された6名の方々はどの様に思っているのでしょうか。否認された理由が公表された方が良いのでしょうか?まえにも藪蛇だよと書きましたが、公表されない事こそが武士の情けだと思います。もしも本当のことが公表されれば、政府公認のレッテルが貼られてしまいかねません。

 ちなみに上念司氏が発信しているのは、外された6名の学問的業績がほとんど見受けられない点を、h-index(h指標)を根拠に説明しています。

 この様に根掘り葉掘りと残念なことになっていきますので、馬鹿丸出しですよと言っているのです。

 さらに言ってしまえば、日本学術会議は軍事的な研究には圧力を掛けて潰しています。対ミサイル攻撃の防衛に関する研究もさせないのでしょうか?明らかに学問の自由を侵害しています。その一方で、中共の1000人計画に連なる協力をしていることも表面化していて、これは人民解放軍に間接的に技術供与していることに等しい訳です。

 日本という国はもともと島国で長い歴史があり極端な改革をあまり好まない国民性があります。逆に言えば、外圧がないと変わらないということです。

 今、クワッドで対中共問題がテーマとなっており、さらにはファイブアイズへの参加も視野にある中で、政府内部の組織についても改革の圧力が増してきたということでしょう。華為やTikTokの問題と同種とも言える訳です。10年も前から民営化の議論のあった学術会議ですが、外圧を受けて、やっと前例を撤回した動きが出てきたとも言えるでのしょう。

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