ダンボール色々
月曜は普通休みますが、店内整理のためおもむろに開けて作業しました。常連さんは来ませんので少しは仕事が捗ります。絵本がちょろっと売れたぐらいで、商店街も閑散としていましたが、夕方になると家に帰る人波が現れました。
そろそろ閉めようかという段になって、初老の男性が入って来ました。しばらく棚を舐め回して、帳場に持って来られたのは、東野の文庫本です。相貌からもっと高尚なものを想定していましたので、あまりにも大衆的で少し拍子抜けです。すると、、、選挙の話を持ち出され、あゝまたまた信者さんでした。
岡本さんが落選するのは全く想像できないのですが、送り出す方としては選挙区の鞍替えですから、心配は尽きないのでしょう。来るのは拒みませんが、その都度申し訳程度の買い物をするのは、どうかとも心配します。本当に読みたいものが有れば良いのですが、若い子の方がその辺、しっかりしています。しかしながら、いちいち面倒ですからマジで岡本さんのポスターを貼ればもう来なくなるでしょう?
さて、店を閉めると、大抵は近くのサミットに向かいます。夕飯のおかずが目当てですが、その他にダンボールが目的です。出張買取に忙しかった頃は、間に合わないので中古ダンボール屋さんで買っていましたが、ここ1年あまりは専らスーパーで貰っています。
買取の際は、大きめで丈夫で把手の空いた玉ねぎのダンボールが重宝します。しかしながらぎっしり詰めると4〜50キロになりますので、最近はみかんの箱を主に文庫用にストックしています。よくあるみかんの10キロ箱ですと文庫が2段2列にピッタリ収まって20キロです。そして今の時期だけは、梨の箱が目当てです。四六判を平積みで収納できて30キロ位です。
30キロは通常、宅配便1箱の上限ですし、梨やリンゴの箱はほぼ100cmサイズです。発送には梨と同じ大きさで把手のないリンゴの方が良いでしょう。引越しの際の豆知識に覚えておくと便利です。ちなみに引越し業者のダンボールは弱いので、ついつい大きな箱に本を入れると重くて壊れやすいです。
加えて菊判やA5判などの学術書を平積みで大量に収納するのには、レタスの箱が便利でした。底がA3判よりもひとまわり大きめで、かつ少し長辺が長い形状です。満載で40キロ超えますが。。。