馬鹿丸出しの御用学者
今日も良い天気で半袖で大丈夫でした。さて菅政権が発足してしばらくしましたので大手マスコミのバッシングも始まった様です。持ち上げておいて落とすのが常套で、視聴率や発売部数を伸ばします。今注目なのはトランプ大統領の武漢コロナ感染なのですが、とりあえずはアビガンを投薬して様子見のようですから、大統領選挙を無事に乗り切れれば良いと思います。
話を日本の情勢に戻しますと、学術会議に推薦された学識者のうち、6名が選定から外されて菅首相に排除された〜という報道がありました。そもそもが新聞赤旗のリークですから、政治的な印象操作は出来るだけ排除して事実関係を見ていかないといけません。
そして学者さんらの言い分に耳を傾けますと、「前例の無いことだから外した理由を説明せよ」という訳です。
正直僕は、失笑してしまいました。それって藪蛇ですよね。要すれば、国家観のない学者が外されたとシロート目にわかる訳ですから、大人しく諦めていればその学者さん達のことは知らずに済みましたのに。
今、孔子学院の問題でも知られている通り、世界中のアカデミックな環境を中共のコミュニズムが侵食していることが深刻で、海外の大学は孔子学院を排除する方向にあります。欧米ではコミュニズムが禁止されていますが、日本では街のおじさんおばさんはそういうことすら知りません。
現に共産党という国政政党が存在していますし、終戦後の日本を再建する中でGHQとともに一定の役割を果たしてきたのも事実です。しかしながらベルリンの壁が崩壊する映像を生々しく記憶する者にとっては、まったくシラけてしまいます。公安のブラックリストに載る指定団体でもありますし。
それから、前例のないことだといいますが、この学術会議は幾ら独立性が強くとも政府機関ですから、今日まで全く人選を精査してこなかった方がおかしいのです。現場では総理が選んで決めたのではなくて、実際は官僚の意見具申だと思いますが、やっと仕事をしたということでしょう。この件は前政権からの引継ぎかと想像しますので、旧安倍政権に忖度した官僚の働きもあったでしょう。
そして学問の自由が奪われた〜とも言っているようですが、それはお門違いかと思います。学術会議はいわば名誉職に近いものかと思います。本当に研究に専念したい学者さんならばきっと固辞すると思います。だから学者さん達は、騒げば騒ぐほどみっともないよね〜という話になりかねないです。
まったく別の件で学者さんの立場で問題提起するのであれば、国費に占める文部科学費が少なすぎると常々思っています。米百俵ではありませんが、教育にお金をかけない国は早晩衰退していくのです。これだから孔子学院などに付け入る隙を与えてしまうのです。
それからもう一言、菅政権についてはまだどちらとも考えていません。これまで安倍政権を批判してきた柿崎氏を総理補佐官に迎えるなど異色の人事がなされています。竹中平蔵氏と近いのは周知の事実です。まさか日本国の総理大臣に国家観がないなんて事だけはおやめ下さいませ。