シガーにします
開店時にザーとひと雨あり、行き過ぎるのを待って今日も遅れてしまいました。さて今日も粛々と店内整理を進めました。ずっと積みっぱなしで通路を邪魔していたものがだいぶ片付いてきました。
さて今日はタバコの話。受動喫煙を防止する観点で、ほとんどの喫茶店は喫煙ブースに行かないと吸えなくなってきました。嫌煙家の権利を守るとなると止む負えません。また街中の通りは都心ほど火災防止のために禁煙の区域が増えました。海外ではオープンスペースを禁煙にすることはありませんので、日本はちょっとやり過ぎかも知れません。
しかしながら上記の通り、喫煙を禁止する理由は直接的な健康問題とは関係ないです。もちろん喫煙は循環器系に負担になるなど健康に影響しますが、肺癌になるなどの理由には出来ないのです。むしろ疫学的には喫煙者ほど肺癌にならないという予想外の結果が出てきています。例えば、この数十年で喫煙者はどんどん減少しているにも関わらず、肺癌は増え続けています。つまり喫煙と肺癌はほとんど因果関係がないことが知られる様になりました。
タバコはコーヒーなどと同様、嗜好品です。コーヒーを飲み過ぎれば健康に影響しますし、コーヒーが合わない体質の方もいるということと同じです。嗜好品ということは、例えば食事であれば薬味を意味します。カラシやワサビやサンショウなど毒味を生活に取り入れるということです。
別に正当化するつもりはありません。喫煙によって、その毒素を活用して、健康のバランスを取っているだけです。今回は、喫煙の場がなくなって来たことに加えて、また増税です。10月から、とうとう1箱500円を超えてしまいます。正直キツイなと思います。
ところが昨日聞いた話で、最近出ているシガータイプは安いと知り早速試しているところです。ビールと発泡酒の関係を想起します。シガーは紙巻の紙をタバコ葉原料にしたもので、葉巻という訳です。葉巻は煙を燻らせて楽しむものですが、最近のシガーは肺に入れても楽しめます。紙巻の紙は燃焼促進剤が入っていることも知りましたので、シガーに変えていこうと思います。確かにタバコ葉本来の味に近い様です。