足が棒

 連休3日目です。今日の来客は街歩き風の方が目立ちました。北区では「あるきた」というスマホのウォーキングアプリもあり、街歩きの健康ブームに便乗して名所旧跡の紹介をしています。全12コースありますが、ウチはそのコース内ではありません。

 それとは別に、商店街を散策する方はけっこう見かけます。東十条駅から王子神谷駅までまだ昭和の風情も残る商店街ですが、街歩きにはだんだん寂しい状況になって来ました。特に近年出来たスーパーみらべるとサミットストア王子桜田店の影響で、物販はますます厳しく、パーマ屋と整体に明け渡している感じです。またケバブやハラルフードの出店が急に目立ち始め、訳が分からなくなって来ました。

 その上このコロナです。既にシャターを下ろしたままのところも出ていますが、今後また増える様な気がします。やがては街歩きしても楽しめない商店街になってしまいそうです。

 さて古書の世界では、昔から古本屋巡りをする人が少なくありません。以前は「全国古本屋マップ」なる本も出版されていました。ところがネット販売が主流の今、実店舗が減ってしまい、効率の良い探訪が難しくなっています。

 ですが、この界隈であれば、ちょっと歩くので良い運動ですが、出来なくはないでしょう。

 板橋の木本書店からスタートして、板橋書店(新板橋)→坪井書店(板橋区役所)とここまでそれなりに歩きます。しかもその先はだいぶ歩きますが石神井川を渡って帝京大を抜けて、鴨書店(十条)、そして最後に東十条の当店へ。さらに赤羽に向かえば、平岩書店や紅谷書店ですが紅谷さんは近年建て替えて事務所が主です。ここまで歩くと確実に足が棒になりそうです。

 城北地区の古本屋は、バスを絡めて回ると面白いかも知れません。ちなみにウチから上板橋の林屋書店までバスで1本です。

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