在庫一掃

 ゆるゆると始動、郵便局で出荷を済ませて古典会に向かいました。地方の古書店からのご出品である地方荷もある様でそこそこの出品量です。明治期の和装本や資料が出品量を支えていますが、江戸期のものもちゃんと散見されます。書画の掛け軸も特級品こそ出ていませんでしたが、江戸後期の日本画がありました。王羲之など書道関係は安定した札が入っていました。硬い内容のものは、中国関係か仏書などは安定しています。それでもやはり摺物など絵入りのものが人気です。桐箱に入ったさかなの図譜に人気が集まっていました。題字の希典は乃木将軍でしょうか?最終台の赤毛氈の上にはその日の特選品が並びます。後三年の役の絵巻物が面白かったです。その隣には芳年の三枚続が目を楽しませていました。コロナ対策で伝統の廻し入札は取り止められていますが、毎回楽しい市会です。

 その後、H書店さんの明日の資料会の出品準備を手伝って帰宅しました。資料会は来月アタマに大市があります。良い機会ですので、ここは思い切って店内在庫をまとめて出品しようかと思います。今月は合間を見て出品準備にかかります。

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