外圧にさらされ

 今日火曜日は店の方は休んで、古典会の方へ行って来ました。夕方からは雨になりましたのでどのみちよかったです。

 さて自民党の総裁選のスケジュールと候補者が見えて来ました。菅氏、岸田氏、石破氏、の三つ巴になりそうです。

 現在喫緊の政治課題は、武漢コロナウイルスへの対応と経済対策でしょうか。感染症対策についての政治課題は、指定感染症の是非でしょうが専門家を中心に道筋は見えている様ですので、政治家としての課題は経済対策に決断が必要な事でしょう。

 その辺は現政権の流れを踏襲することになりそうですから、3氏ともそう違いは出ないでしょう。

 問題は刻々と変化する外交・防衛問題です。相手のあることですから。菅氏、岸田氏については安倍氏の後見を得られそうですが、何しろ今日まで首相主導の外交でしたので、石破氏となると未知数です。

 しかし何れにしても、三者とも対中政策には不安を感じます。

 チャイナの影響力については、例えば同業の中でも抜き差しならない感があります。もともとは当国で失われた漢籍を中心とした買戻しが端緒であったと思います。

 文化大革命の嵐の中、過去の遺産である多くの書物が失われました。一方の日本では、仏書をはじめ数々の書籍が、それこそ遣隋使遣唐使以来江戸期まで伝わって来ました。これらの買戻し現象、そして戦前戦中の資料や古写真は、情報戦の材料として買い漁られました。

 さらには経済成長で出現した超富裕層による日本文化への憧憬から、書道をはじめ絵画や骨董、さらにはアニメやキャラクター商品に至るまで多くの関心を持って購買される様になっていました。

 うちの様な小店でさえ、ジャージ姿にブルガリの腕時計をした方が、日本の城の本を買い求める姿がありました。

 自国の古いものに見向きもしない日本人よりもよっぽどありがたい、沖縄が取られても日本がなくなっても構わないと公言する同業も存在します。それ程、はいり込んでいるのが今の日本社会です。

 親米かつ親中の双方を抱き込んできた安倍首相の力量を持ってしても難局を迎えてしまった現状において、この先どうなるのか・・・。今回の候補者では物足りない訳です。

 官僚や自民党内部にも多くの親中派が存在する様ですから、近い将来、自民党を割るような、与党再編もあり得る様な、そんな混乱を心配します。

 

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