アウトサイダー

　梅雨前線がはるか洋上に南下していて、高気圧に覆われた一日でした。週末はかき入れ時ですから、降らないのはありがたいです。

　次々と常連さんが現れて、みなさん本当に読書熱心なのには驚きます。また王子方面からも、わざわざ目指して来ていただいた方もあり、ありがたいことです。

　溝田橋のS書店さんが辞めるウワサがあり、その真偽を尋ねてみましたが、それは分かりませんでした。

　リアル店舗がまた消えてゆく感じがします。コロナショックが契機となって、その動きはいよいよ加速しそうです。

　今日、閉店の片付けをしている際に、コリン・ウィルソンのアウトサイダーを尋ねられました。ところが、中公文庫版と集英社文庫版、両方とも暫く棚に刺さっていましたので、先日もういいやと、古い方の集英社版をネットに出したところ秒殺で売れてしまったのでした。

　その方にとっては、集英社版を探していたそうで、逃した魚は大きかった様です。

　細かい会話の顛末はここではしませんが、なるべくネットで売っていかないと仕事が見合わなくなっていることは、現実デス。