覚悟してます

　8月に入りやっと一雨ありましたが、降ったら降ったで落雷をともなった物凄い豪雨でした。それからまたさっぱりで再び猛暑なのですが、沖縄方面では巨大台風に見舞われているとかで無事を祈っております。

　世間は副官房長官の問題や、マイナンバーカード、あるいは大阪万博などで何かとマイナスな話題が跋扈しています。もはや政治の劣化は後を絶たずますます政治不信が募るばかりです。そして事業者として関心なのは、10月からの消費税にからむインボイス制度を前にして、事業者登録の是非でしょう。

　一般に思い込まされている「消費税は消費者が負担する間接税」というのは間違いで、実は事業者負担の直接税だったという実態が明るみになるにつれ、あるいは輸出事業者は還付を受けることでほとんど負担がないなど理解が深まるにつれ、個人事業者や零細企業を圧迫する施策と判明してきました。

　もともと日本を日本たらしめているのは、勤勉な無名の民による努力の集積に他ならないと思いますが、陰謀論的に見ればいよいよ海外勢力による草刈りも終盤に来ていて、庶民から搾りとろうという状況なのではないでしょうか？すでに名だたる大企業は陥落してしまいましたので。世界のトップ50社に往時は日本企業が名を連ねていましたが、現在は一社もなくなり50番台にやっとトヨタの名が出てきます。

　会社は株主のものという定義に従えば、外国資本に買われてしまった現在では、東芝もパナソニックも富士通もNECもソニーも日産も、、、どこもかしこも最早、日本企業とは言えないと思う訳で、グローバルの名のもとに蚕食されてしまった感があります。

　とは言え、例えば米国とて政治経済に行き詰まりが来ています。単なる調整期間で過ぎ去れば良いのですが、米国債の格付けに黄色点滅が出ましたので、何かの拍子に負のスパイラルが始まってもおかしくない状況です。そろそろガラガラポンが始まるのでしょうか？

　注視すべくは、米ドル、BRICS、トルコ、中東、、、といったところでしょうかね？？？日本がなにか自力で活路を開くような雰囲気はまるでありませんので、世界情勢に引きずられるばかりかと思います。個人の運勢はまったく別建てとして、荒波を回避する心の準備だけは覚悟しています。