決断が遅いです

 また冷え込んで来ました。むしろ雨の昨日の方が暖かかった感じです。今シーズンは寒さ厳しいと言いますので覚悟していますが、店頭のワゴンの品も冷え切り、かつ手袋では手に取って頂けなくなります。いちだんとネットへの移行を進めないといけません。

 さて、国会はまだ子どもへの10万円給付で、ジタバタしています。クーポンにこだわるのは、表向きは貯金されることなく経済効果に繋げたいということでしょうが、クーポン業者への利益誘導が本音ではないかと勘繰ってしまいます。いまの世の中、ビジネスモデルという聞こえの良い言葉が横行していますが、その実態は詐欺まがいの仕組みがあることが少なくありません。

 ECサイトを席巻するAmazonですが、あの倉庫はすでにロボットのピックアップによる無人化が進み、巨額の売り上げに対して雇用と人件費はかからないと言います。しかし人々にお金がないと自社の商品も売れません。そこで政府に対しては、ベーシックインカムなどのバラマキを推奨してきます。その政府の財源は基本、税金ですが、ところが当のAmazonは課税回避のタックスヘイブンを活用して税金逃れをします。

 このようにビックテックのようなマンモス企業に雪ダルマ式にお金が流れる結果になります。そしてそのような企業のロビー活動により政治家は献金漬けあるいは選挙の票を支配されることになります。また、このところの製薬企業の横暴も思い知らされるにつれ、本当にやるせなく思います。しぶとく生き残るほかありません。

 そのような状況で、総裁選でひと月消費し、選挙でまた時間を消費し、またこの期に及んでグダグダしているのには、民主主義の手続きと言えども少し頭に来てしまいます。

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