宇宙から狙われます

 土曜日はシャカシャカと自転車を駆けて本局へ出品、戻ってすぐ例の引き取りです。最終でハヤカワのポケミスがありました。それは百均で売られている不織布に透明ビニールの蓋をジッパーで閉めるボックス状の収納袋に収まっていました。しかし残念ながら積み重ねていた様で、中のボケミスはすべてS字に波打ってます。経験から時間をかけて成型し直してもこの癖はもう取れないことを知っています。勿体ないのですが潰すことになりそうです。

 この買取先で時々出くわすこの収納袋は、良かったためしがありません。背を上にタイトルが判るように入れて何袋も積み重ねると、そもそもが布製で伸縮もありますから必ず下は歪みます。それに経年で不織布が劣化しますので、取っ手を持つとそこから破けます。ですから使い道としては、上から紐をかけて積めば埃除けには良いでしょう。

 さて、昨日の米国内の報道で知りましたが、当地では日本に核兵器を持たせるべきだという議論が俎上にあがっている様です。当事者の日本を差し置いて、海外の世論が醸成されています。それだけ東アジアの安全保障に注目が高まっています。そしてお隣の韓国では国民の6~7割が核武装に賛成であり、既にSLBMを保有しているらしいというスクープが出ました。休戦状態の北鮮が核開発に成功しましたので、こうなるのも当然の感情でしょう。

 日本はアメリカの核の傘下にあり、横須賀にしばしば寄港する米軍艦が密約によって核を持ち込んでいることは知るところです。しかしながら、アフガンの件で明らかなように米軍は世界の警察の役目から一旦は引く状況にあり、それで日本に核を持たせようという議論になっているのでしょう。

 そのような外圧からでしょう。憲法改正の、つまり9条をどうするかという話になってきました。今回の選挙でも2/3の改憲勢力を得られるかという観点がありました。これ、両院ともずーと2/3以上あったのに変な話です。自民、維新、国民など公明を外しても出来たことです。つまりそれほど9条に触れれば、悪者にされてしまうからでしょう。

 ちなみに自分の場合は、小中学校を通じて自衛隊が違憲だというような事を教わった記憶はありません。9条は侵略戦争をしない意味だと解釈されたと思います。大人になって、イギリスのように成文憲法がない国があることや、伝統と慣習から不文律としての憲法があることを知識に加えましたが、そもそも自衛権は9条云々が記される前から当然に存在する自然権でしょう。そこには個別も集団もありません。家族や仲間を護るのも自然でしょう。いい加減バカなお花畑の議論はやめたが良いです。

 何が言いたいか。もともと憲法改正はせずとも自衛の国軍は所有できますし、むしろ国連憲章に則れば平和維持のための空軍を差し出す義務すらあります。そのうえでなお、日本の核武装には反対です。いまさら製造、配備、運用するのですか?核基地を宇宙から狙われても知りませんよ。。。