X Day
今日は久しぶりの来客がありました。もう何年も前に仕事の道中でふらっと立ち寄られたのをきっかけに、その時は探求書をお手伝いして、その後一度蔵書整理にもお伺いしたこともある写真家さんです。
蔵書整理の時分に経営されていたラボをたたんだと記憶しています。手焼きプリントの下請けなどをされていましたので、デジタル化の潮流に飲まれたワケです。
今回はある写真家について調べているようで、アナログ派ゆえにパソコンは使われませんから図書館が閉まっている状況に困って、ウチを訪れた様です。お調べになっている写真家については、古書店で2万円前後の写真集がスマホで簡単に検索できました。。。
思うに明治時代、黒煙を吐く汽車を敬遠したがためにその後、没落した街道筋がありますが、社会インフラが大きく切り替わろうとする時機においては、その良し悪しは置いておいて潮流に乗ることも必要です。
写真であれば、銀塩プリントの芸術性や保存性は高く味わいのあるものですが、DTPの普及とともに仕事の場はデジタルに明け渡すことになりました。そのデジタル画像ですら、5G、6Gと通信インフラが前に進む現状においては動画の方に関心が移って来ました。
旧東欧などでは白黒写真の人気が根強いと聞きますので、フィルムや印画紙が無くなってしまうことはないでしょうが、それらの入手にお金のかかる道楽になりました。
デジタル化については、今後、貨幣などのデジタル通貨が本格的に進められる状況にあります。世界統一通貨を目指す動きもある様ですから、5年10年で生活が一変してしまうことも想定の範囲に入れておいた方が良いでしょう。
そうであれば、現在のビットコインなどは存在の意味を失うだろうと思います。ゆえに大暴落のXデーまで上り詰めることで大儲けを企む者たちによって相場が作られるでしょう。