Ultimate Weapon

 さて本日も郵便局で出荷を済ませて、今日から仕事始めの泉屋さんでからたま弁当を買って、新春2日目の開店です。からたま弁当は、コスパでは唐揚げの天才の方に軍配が挙がりますが、泉屋さんの手作り感は食べ飽きませんし、だし巻き卵が秀逸です。

 店を開けた直後は、ちょうどお昼時で人出のあった商店街でしたが、やがて閑古鳥が鳴き出しました。今日から始めているところも少なくありませんが、当商店街はもともと火曜休みが多いので仕方ありません。ウチも火曜休みをやめたとは触れ回っていませんので、こんなものでしょう。

 そんな中、年末にネットオークションで代理購入した方が寄られて、新年のご挨拶を頂きました。とても満足されていらして安心しました。バブル期を越えて財を成した世代は悠々自適です。むしろデフレの方が預貯金の価値が下がらないし、生活費も安く済むのでしょう。うらやましい限りです。

 ところが、先進国でもこの2〜30年で経済成長がないのはここ日本だけです。その間、大企業には内部留保という余力が生まれ、外貨は積み上がり、投資家にお金が集まり、年配者のプチ資産家が量産されました。その一方で子育て世代にはお金が回らず、結婚の出来ない若者も増えています。この先、現政権の新自由主義的な発想を推し進めると、例えば中小企業を減らして生産性を高めるなどと言っていますが、そんなことをすれば英国などの様に国内は空洞化して、日本の若者は他国に出稼ぎに行く様になるかも知れませんね。

 7日からまた、コロナの緊急事態宣言が発令されるらしいですが、出入国についても制限する様ですから、この際、グローバル社会の是非についても、よくよく考えて欲しいものです。たとえどれだけインバウンドで観光事業を推進したとしても、マクロ的に見れば門前に外貨を積み上げるばかりで、ほとんどGDPには寄与しません。

 そして、古書籍で考えれば明らかなのは、貴重な書籍が海外に流失するばかりで、将来の自国民には何も残らないことになりかねません。これについては、同業者にある意見としては売れないと意味が無いし、自国の文化に興味を持たず買わない日本人が悪いという向きが大勢です。ほんとうは政策が誤っていて、日本人に購買力がなくなったことについては棚上げにされたままです。

 まあ、そういう事も今回の大統領選挙は考えるきっかけになるのかもしれません。行き過ぎたグローバル経済に歯止めをかけて、社会保障も見直して、自国民ファーストで失業率を回復することによって、この4年間でアメリカ経済を立て直しつつあったトランプ政権を本当に捨て去ってしまうのか否か、、、現地時刻6日の上下両院合同会議が見ものです。

 選挙に不正があったことは公然となって来ましたが、もう済んだこととして政権交代も止むなしという意見もあり、また反対に、前代未聞の海外勢力による大規模な不正は民主政治の危機であるとして、選挙結果を無効にするべく最終兵器を暴露する予告もある様です。そこで重要なのは、表面では誰が大統領になるかという事ですが、その根底ではグローバル化の是非が問われているという面に注視することです。親中に歯止めがかけられるのかどうかに、今後の日本の命運も連動すると思います。。。

 さて明日は、支部の初市です。午前中に顔を出してくるつもりですので、開店が遅れるかもしれません。