ドルの崩壊も近い
昨日今日と東京はとても暑いです。エアコンもフル稼働です。書籍は20℃湿度40%に保つのが理想的な保管環境ですが、朝から日当たりの良い東南の角部屋のため理想に近づけるのもひと苦労です。その点、新品のエアコンが大活躍しています。大家さんが最新のIOT対応型にして下さったので、外出中でもスマホから室温管理が出来るのでした。それにサーキュレーターを組み合わせて効率を上げています。20℃まではもっていきませんが、極端な温度変化を避けることで、紙に与えるストレスを低減するようにしています。
さて早いもので移転後3カ月が経ちますが、かなりの量の在庫を片付けたこともあり身軽になった今、この間も幾度かの出張買取もありましたが、右から左に市場で捌いて手元の本はあまり増やしていません。物価はインフレ基調にありますが、だからといって古書価も戻るとは思っていませんので、ひとり商うには特に一般書をグロスで扱うのは辞めておこうと思っています。
あるいは社会が崩壊していくサマに直面してあまり強気にもなれない訳です。ウクライナ戦争で米国がロシアに経済制裁を仕掛けた結果、ルーブルは失墜するどころかロシアの保有する天然資源とゴールドに裏打ちされて、かえって国際決済通貨としての役割を果たし、一方でドルの地位は弱まっています。そのうえ原口議員も紹介してましたが、越境3.0の石田さんによれば、8月末にはBRICSによる新通貨の発表があるかも知れません。BRICSとOPECによる新たな基軸通貨、それが現実化せずともドルに依存しない取引が当たり前になればもう、ドルの崩壊は免れないでしょう。
そうであれば日本の財界の金融も無傷では済まないのではないでしょうか?外国債に投資をしている銀行や保険会社は大丈夫ですか?保証会社などにも飛ぶところが出そうです。コロナ禍もそうでしたが、このところ国境の外で起きることが身近な生活に直撃してきます。これではいくら政治家が頑張っても手に負えません。自民党も余命3年という噂ですし、、、
いっぽうでAI、ブロックチェーン、量子コンピューターなどから未来も垣間見えてきました。80年ほど前、某宰相は半霊半肉の人類が登場すると予言しましたが、今思えばそれは魂と物質、つまり波動と粒子を兼ね備えて実用化する社会が出現することだろうと思っています。量子物理学が示唆している、現在過去未来が共存する世界、あの世と現世が同時に体感できる社会が到来することを意味しているのでしょう。言わばまったく別の文明に移行するのでしょう。しかしまだ3次元に縛られた現世を生きている訳ですから、今は常識に縛られず、大脳を滅却して生きて生きて生きるのみ。