仕事観が違います

scenic photo of clouds during daytime

 猛暑が戻って来ました。朝からグングンと気温が上昇して、区政からは熱中症の注意喚起がありました。ところが蝉の声がほとんどしません。近くに木々がないうえにたまたま傍にいないだけでしょうが、それでもビルの壁面で鳴いていたりすることもあるのですから、たぶん暑さに参っているんだと思う訳です。

 組合の市場はお盆休みに入っています。世の中一般も今週が休みでしょうか?リモートがあったり、フレックスがあったりで、昔ほど世の中一斉に休むことは無くなりましたね。ちなみに前職では夏季休暇は特にありませんでした。あれは労基法に抵触していたと思いますが、合意の上でしたので刺されませんでしたね。というか辞めた年辺りは、365日ほぼ全日、時間の多少あれ出社していました。でも最近になって、週休2日制にしたと聞いています。

 労働基準については、国が細かく決めすぎですね。嬉々として働くものもあれば、ある程度休みをもらって旅行もしたいとか人間いろいろですから。一日中ボーッとやり過ごすとか元来が怠け者なので、それはできますが、それでも遊ぶのは苦手なので仕事がある方がよいという身ですから、国に何日休めとか何時間以上働くなというのは逆差別でしたね。

 基本的人権とかいう訳ですよ。でもね、そんなこと言わなかった江戸時代の方がむしろ、理にかなっていたのではないかと思っています。分相応に責任が伴う社会、それが周囲の誰の目からも明白ですから精神的には気楽ですね。最下層ともなれば納税の義務すらない自由の身ですし。今の社会は、みんながそれぞれ平均的な人間であることを理想とした机上のものです。だからそれに合わせるのにかえって疲れるんですよね。

 そして、働くことは罰なんだと、世の中は西洋流に席巻されていますから困るんですよね。日本はそうじゃありません。