10%はバカになりません

 ユニクロが現在の本体価格表示のまま4月1日より、それを税込価格として販売すると発表しました。いわゆる総額表示義務に従う措置で、全品実質約9%の値下げとなります。

 これにはうっかりしていました。もちろん基本は、店内の値付けは税込でラベルを貼って来ましたが、消費税8%時のものについては改めて10%で頂戴するなどの対応をしつつ、新たな値付けは10%の総額で表示して来ました。ここについては順次、商品が入れ替わることで大きな問題ではありません。万一、8%のままでもそのままそれでお売りすることになりそうです。

 問題は、催事用の値札です。参加してきた即売展が税別表記の値札で集計する慣例であった為、当店の催事用値札は税別です。この値札はお会計でミシン目から下を切り取って、書店毎の売上が配分できるような仕組みになっています。店内の元々の値付けとは別に、最近ではこの催事用に値付けした商品で店内販売も行っているため、札のある商品は表示に10%上乗せして頂戴しています。

 今さら値札を付け替える手間は取れません。当店もユニクロ方式で、4月からは札の価格を総額として頂戴することになりそうです。本当に消費税は厄介でうらめしいです。本体価格の税別表示だけで済むならば、将来の税率変更に対しても手間はないのです。消費者サイドに立った措置という理由はわかりますが、実際のところはデフレ経済の下では消費増税のたびに利鞘を削って実質の負担をして来たのはむしろ小売店の方です。多くの場合、消費者は税負担していないのが実情です。

 今回の飲食店をスケープゴートにした緊急事態宣言といい、政府のやることには怒り千倍です。日銭を稼ぐ者の立場が実感できないのでしょう。。。

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