探し物は何ですか

 六本木のオフィスに通い友達とはLINEで連絡を取り合うおばさまもいれば、未だにケータイ電話すら持ったことのないおじさまもいて、今日の来客も様々でした。特にインターネットを使えない方にとっては、ウチに相談するとスマホで調べて瞬く間に本の所在が分かるのには驚きの様子です。

 先日ご相談のあった古いムック本ですが、図書館で見かけて手元に置きたいとご依頼があり、今日ちょうど届いたタイミングで通りがかって、すぐにお渡しできました。よほど嬉しかったらしく、レジ周りに置いていた高価な図鑑までお買い上げいただきました。この様なお世話はもう先は多くないでしょう。なぜなら一方では、人のスマホの設定までもLINEを使いこなすご年配者もいるのですから。

 ところが一方で、若い方のお問い合わせも少なくありません。今日は、最近上映された洋画の原作について、その翻訳本を尋ねられました。この様な若い方の場合は、例外なくスマホ片手に相談に来られます。まず100%がAmazonの書影を見せて。

 そして大方が特需のため中古価格が1万円以上となっています。

 こちらも、スマホでAmazonを検索して、さらに突っ込んだ情報を提供することになります。出品者情報や書籍情報からわかることもありますし、別訳の本が存在することなどもあります。他に日本の古本屋やオークションサイト、フリマサイトなどで見つかる場合もあります。しかしネットで探すことはある程度した上でのご相談が多いですから、そこから先は必要に応じて別の手を紹介することもあるのでした。。。

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