ベルリンの壁
案の定、今日は雨となりました。雨なら休みと割り切っても良いのですが、週末は需要がありますので、店頭の展開はせずとも一応入口を開放して、在庫整理を進めます。
いらした方との雑談で、「国文」という言葉が大学では死語になっていると知りました。今は「日文」と言うのだそうです。日本文学の略ですね。「日本史」を「国史」と表記しなくなって久しいのは知っていましたが、「国文」もダメな様です。とんだ言葉狩りです。「国語」は良いのに変です。
「ふるさとの静岡が好き」は良くて「日本が好き」は怪しくて「日本を愛しています」はダメだそうです。思想として右翼だからダメなそうです。思想でもなんでもなくて、ただ単純に日本に生まれたから好きで愛国なのはと問うたら、その人、目をグルグルさせて言葉を失っていました。
そんな好青年が日本にたくさんいる様です。言葉狩りを鵜呑みにして思考停止しています。本の読み過ぎ、勉強のし過ぎじゃないでしょうか?
以前、ある人から「天皇に戦争責任はあるか?」と問われた事があります。僕は即座に「もちろんありますよ」と答えました。なぜなら「マッカーサーの前で陛下ご自身で仰ってますから、そして国民に罪はないと自ら命を差し出しましたので」と付け加えました。その人も目をグルグルさせて言葉を失っていました。
特に中高年の方々ですが、未だに心にベルリンの壁が屹立している方を見受けます。思想とか宗教とか科学とか、あるいはお金とか、、、そういったそれぞれのセントラルドグマをいったん横に置いて、現実を見る様にしないと大海の小舟はいとも簡単に波に拐われてしまうでしょう。。。