千客万来

　やっと止みました。今回は4日連続の雨で本当に参りました。まだ台風の影響も残っているのか青空とはいきませんが、気温はやや生暖かい感じです。まずは本局まで出荷してきます。

　道々、キンモクセイの淡い香りがしましたが、この長雨でほとんどの木が花を落としています。どのみちマスクをしている人の鼻では気づかぬことでしょう。

　戻って店を開けます。入り口と勝手口を開放して店内の澱んだ空気に風を入れていると、ポツリポツリといつもの方々がお見えになります。

　しばらく何人かお帳場で会計をして、ふと足元に目をやるとワッとビクリとしました。そこには目ん玉が2つ。裏の家で放し飼いにしている茶トラのネコもビクリとしています。中まで勝手に入ってきたのは初めてです。

　コイツは黒猫のサスケと兄弟でメスです。今春、出産した子猫を何度か見かけたことがあります。

　さて珍客を迎えたら、にわかに忙しくなって来ました。常連さんが次々に冷やかしに来られました。これぞ招き猫と言うことでしょう。