集団維持霊
日本社会は兎角、同調圧力が強いと悪く言われがちですが、チーム一丸となって取り組むことには長けているとも言えるのでしょう。
欧米ほどには差別意識も強くなく、大陸的な奴隷文化もありませんでした。皆で助け合う文化、これは火山や地震、水害などの天災を乗り越えてきた結果なのかも知れません。
しかしながら昨今は、利益に目が眩むせいか、個人としては悪い人はいないのですが組織となると悪く機能するケースも少なくないです。集団を守ろうとする雰囲気が自動律で働く様な。
先月22日に体調不良を訴えた80歳の方が転院を経て肺炎で亡くなりました。検査結果を知ることも無く。
22日といえば、まだ春節前。しかしながら多くの学生さん達はすでに休みに入ってました。武漢は学園都市の一面もあるそうですが、200万人とも言われる学生さん達は年末から各地に帰省したものと思われます。
ウチの周辺でさえ、昨年末から一気に若い中国人観光客が溢れていました。もうその頃から、二次感染、三次感染は始まっていたのではないでしょうか?80歳のその方は、死んでから遡ってカウントされた事になりますし。
自衛のレベルを上げなくてはいけません。皆それぞれが所属する組織の都合で言動してしまいます。仕方がないと思います。
この近隣、赤羽から板橋にかけては引き揚げ者の街ですが、要人、軍人、富裕層が秘かに逃げるなか、国家によって満洲の地に足留めされ、多くの悲劇を体験した人々の街です。
自分の身は自分で守るほかございません。